― ボランティアとして体験した、整体日本一決定戦のドラマ ―


「大会」というものは、
選手だけが主役だと思っていました。

実際に自分がその場に立つまでは、
こんなにも心を揺さぶられるものだとは思っていませんでした。

これは、
私がボランティアとして参加した
整体日本一決定戦で、隣で見ていた“本当のドラマ”の話です。


ぽつんと一人、もう一人

11月、大会に先駆けて
ふくあつ先生の呼びかけで、
恵比寿で行われた練習会。
そこには全国から30名ほどの大会参加者が集まっていました。

様々な世界大会で優勝経験のある施術家、
名だたるコンテストで結果を残してきた先生方。
まさに“兵(つわもの)”ぞろいの空間。

私はというと、
面識があるのはただ一人――
福田篤志先生(ふくあつ先生)だけ。

会場の隅で、少し居心地の悪さを感じながら立っていると、
ふと隣にも、同じようにぽつんと立っている方がいました。

思い切って声をかけてみました。

「どちらから来られたんですか?」

返ってきた答えは、
「兵庫県の芦屋からです」

私は大阪出身。
それだけで、少し距離が縮まりました。


「今回は、絶対に上に行きたい」

話をしていく中で、その先生はこう話してくれました。

第一回大会にも出場し、
結果は2回戦敗退。

「正直、めちゃくちゃ悔しかったです」
「だから今回は、何としても上に行きたいと思って参加しました」

その言葉は、とても静かでしたが、
芯の強さを感じるものでした。

それが後に、
長村俊明先生だと知ります。


決起集会、そして「また現地で」

練習会後の決起集会にも参加させていただき、
長村先生ともいろいろ話をしました。

技術の話、
大会への想い、
そして少しの不安。

「12月、現地でまた会いましょう」

その一言を交わして、その日は解散しました。

そのときはまだ、
あんな結末を迎えることになるとは、誰も想像していませんでした。


有明コロシアム、結果発表の瞬間

12月。
私はボランティアとして大会に参加しました。

初日は選手案内のポジション。
会場設営から選手対応まで、慌ただしい一日。

そして迎えた、
2日目の結果発表。

巨大モニターに、
2回戦進出者120名の名前が次々と映し出され、
MCによって読み上げられていきます。

そのとき、
隣にいたのが長村先生でした。

言葉は交わさなくても、
緊張がはっきりと伝わってきます。

名前が呼ばれた瞬間――
2回戦進出。

思わず顔を見合わせて、
小さくガッツポーズ。

自分のことのように、心から嬉しかった。


そして、止まらない快進撃

2回戦。
結果発表の場でも、また声をかけてくれました。

「一緒に見ましょう」

前回はここで敗退したと聞いていたので、
正直、私の方が緊張していたかもしれません。

結果――
準決勝進出。

思わず
「すごいですね…!」
と声が漏れました。

そして準決勝も突破。

決勝進出。ファイナリスト10名。

ここまで来ると、
もう感情は完全に“自分事”でした。


「優勝」の二文字が現れた瞬間

そして決勝の結果発表。

会場の空気が、一段階変わったのを感じました。

そして――
モニターに映し出された名前、そして名前のコール。

優勝長村俊明さん!」

その瞬間、
Team.Fukudaのメンバーが一斉に立ち上がり、
歓声と拍手に包まれました。

正直に言います。

鳥肌が立ちました。

隣で見ていたあの先生が、
日本一になった。

一年前の2回戦敗退の悔しさと覚悟と努力が、
すべて報われた瞬間でした。


ふくあつ先生との師弟の絆
Team福田のメンバーで
※TBSの「ジロジロ有吉」で放送された一場面

ボランティアだからこそ、見えた景色

今回私は選手ではありません。
でも、あの場にいました。

ボランティアという立場だからこそ、

  • 選手の表情
  • 結果発表前の空気
  • 支える人たちの想い

すべてを、少し引いた視点で、
そして深く感じることができました。

主役でなくても、心は一緒に戦っていました。


人の本気は、人の心を動かす

この大会で一番強く感じたのは、
技術の凄さ以上に――

人が本気で挑戦する姿は、
周りの人の心まで動かす
ということ。

長村先生の優勝は、
Team.Fukudaの想いの結晶であり、
共に戦った人たち全員の勝利でした。

そして同時に、
私自身の中にも、確実に火を灯しました。


もう一度、挑戦したくなった

13年間、
私は富士市でサロンワークだけに全力で向き合ってきました。

それは間違いなく、
大切で誇れる時間です。

でも今回、ジャンルは同じでも
まったく違う世界に触れたことで、
もう一度“挑戦したい”という気持ちが湧き上がりました。

来年もしチャンスがあるなら、
今度は自分が選手としてあの舞台に立ちたい。

そう思えたのは、
隣で奇跡を見せてもらったからです。


この物語は、
まだ続いていきます。

でもまずは――
あの日、隣で起きた奇跡を、
こうして書き残せたことを嬉しく思います。




◆この物語が始まった“きっかけ”は、11月のある投稿でした
          →「何気なく見ていたふくあつ先生のSNS発信と13年ぶりの再会」








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