こんにちは!今日は、運動前後にストレッチをすることの大切さについてお話しします。ここ数年健康ブームの後押しで、ちょっと空き地ができたり空きテナントが出るとすぐに24時間ジムなどをはじめセルフジムがあちこちに出来ますよね。その結果あっちのジムからこっちのジム、こっちのジムからあっちのジムに移動したりと「トレーニングジム難民」ような方も増えているように感じます。そしてその結果、最終的にはどこのジムにも行かなくなってサブスクの月会費のみをはい続けているような方も多いのではないでしょうか?

トレーニングジムに通って体動かすこと自体はもちろん大賛成です。しかし、当サロンでもよくお客様にお聞きするのですが、【トレーニングや運動後のストレッチをしている人はほぼ皆無】です。これは硬い筋肉を作り怪我をしやすくなったり冷えやむくみの原因にもなりますし、睡眠の質も下がり疲労感の蓄積にもつながるので本当に良くない傾向です。イチロー選手やケインコスギさんをはじめ、多くのスポーツ選手はストレッチにかなりの時間を費やします。なぜストレッチをしないと良くないのかを分かりやすく説明するので、ぜひ読んでみてくださいね。

ストレッチをしないとこんなことが起こります!

  1. けがをしやすくなる
    • 説明: 運動前にストレッチをしないと、筋肉や関節が硬くなってしまいます。これにより、運動中に急に動いたときに筋肉や関節に負担がかかり、捻挫や筋肉の引きつりなどのけがをしやすくなります。
    • : ゴルフのスイングの時に足首を捻ってしまったり、バスケットボールのジャンプで膝を痛めたりすることが増えます。
  2. 筋肉痛がひどくなる
    • 説明: 運動後にストレッチをしないと、筋肉に溜まった乳酸がスムーズに流れず、筋肉痛がひどくなります。ストレッチをすることで血流が良くなり、乳酸が排出されやすくなります。
    • : トレーニングの翌日に筋肉がパンパンに張って動きづらくなることがあります。
  3. 運動のパフォーマンスが落ちる
    • 説明: ストレッチをしないと、筋肉が十分に伸びず、運動中に可動域が狭くなります。これにより、動きがぎこちなくなり、スポーツのパフォーマンスが低下します。
    • : テニスでサーブがいつもより弱くなったり、バスケットボールでシュートが入りにくくなったりします。
  4. 姿勢が悪くなる
    • 説明: 運動後にストレッチを怠ると、特定の筋肉が硬くなり、姿勢が崩れやすくなります。特に、長時間座りっぱなしで勉強をしていると、肩や背中の筋肉が硬くなりやすく、猫背になりがちです。
    • : バレーボールやテニス、ソフトボールや卓球など中腰で構えるスポーツなどは特に背中が丸まったまま固まってしまうことがあります。
  5. 疲れが取れにくくなる
    • 説明: ストレッチを行わないと、筋肉に溜まった老廃物が排出されにくくなり、疲労が蓄積しやすくなります。これにより、次の日に体が重く感じたり、疲れが取れにくくなります。
    • : 運動後にしっかりストレッチをしないと、翌日以降に筋肉が硬くなり、その結果血流やリンパの流れが悪くなり冷えむくみの原因になります。

運動後のストレッチの必要性

運動後にストレッチをすることは、運動前と同じくらい重要です。以下にその理由を簡単に説明します。

  1. 筋肉をリラックスさせる
    • 説明: 運動後のストレッチは、運動中に使った筋肉をリラックスさせるのに役立ちます。これにより、筋肉が硬くなるのを防ぎます。
    • 具体例: ウォーキング後に足の筋肉をストレッチすることで、翌日の筋肉痛を軽減できます。
  2. 血流を良くする
    • 説明: ストレッチをすると、血流が良くなり、筋肉に溜まった乳酸や老廃物が速やかに排出されます。これにより、疲労回復が早くなります。
    • 具体例: 血流やリンパの流れが良くなることで冷えや浮腫の改善につながります。
  3. 柔軟性を保つ
    • 説明: 運動後にストレッチを続けることで、筋肉の柔軟性を保つことができます。柔軟な筋肉はけがの予防にもつながります。
    • 具体例: 柔軟な筋肉を保つことで若々しい肉体を維持することができ、怪我もしにくくなります。
  4. リラックス効果
    • 説明: ストレッチをすることで、副交感神経が刺激され、リラックス効果が得られます。これにより、心身ともにリフレッシュできます。
    • 具体例: トレーニング後に深呼吸をしながらゆっくりとストレッチを行うと、心も体もリラックスでき、睡眠の質も向上します。
  5. 次の運動への準備
    • 説明: ストレッチをすることで、筋肉の疲労を早く回復させ、次の運動やトレーニングへの準備が整います。
    • 具体例: トレーニング後にストレッチをすることで、大会や試合などの本番で全力を発揮できます。

まとめ

ストレッチをする時間を作るのは難しいことではありません。結論から言うと時間配分を意識することです。もし運動に割ける時間が1時間あるとすれば、ほとんどの方は丸っと1時間トレーニングや運動に時間を費やしてしまいます。そしてそのまま帰ってご飯を食べてお風呂に入って寝てしまいます。そうではなくて、もし運動に避ける時間が1時間あるのであれば、「40分から45分体を動かして、残りの15分から20分をストレッチの時間に当ててトータル1時間」と言うように、時間配分を変えるだけです。運動前後にストレッチをすることは、健康的で若々しい体を保つためには必要不可欠です。けがの予防や疲労回復、パフォーマンス向上など、多くのメリットを享受できます。今日から、ストレッチを習慣にして、本当の意味で健康なカラダ作りをしていきましょう!!