
「2L飲めば大丈夫」は、誰にでも当てはまるわけじゃない。
こんにちは。美容矯正サロン〜Re・birth〜です。
日々の施術やカウンセリングで、「1日2リットルの水、飲んでます!」「お水は1日2リットルでいいんですよね?」というお声をよくいただきます。
確かにSNSやTVで「水を飲むと美容と健康に良い」という情報が溢れている今、“1日2L神話”を信じて頑張っている方はとても多いです。
でもちょっと待ってください。それ、本当にあなたの体に合った水分量ですか?
水分不足で起こる“体からのサイン”とは?
私たちの体は、約60%が水分でできていると言われています。
成人男性は60%、成人女性は55%前後は保っておきたいところです。
たった数%の水分不足でも、体はすぐに“異変”としてサインを出します。
水分不足が引き起こす代表的な不調
- 慢性的なむくみ・冷え(体内の水分が“めぐらない”)
- 肩こり・頭痛・眼精疲労(血液やリンパの循環不良)
- お腹の張り・便秘(腸の潤い不足)
- 肌の乾燥・くすみ・化粧ノリの悪さ(角質層の乾燥)
- イライラ・集中力の低下(脳の水分量も影響)
- 寝ても取れない疲れ(細胞内の代謝ダウン)
特に、むくみ・疲れ・肌荒れは、「水を飲まなかったからじゃなく、飲み方やタイミングが間違っていた」ことが原因であるケースも多いんです。
“あなたにとっての最適水分量”は「体重×40ml」で見える!
Re・birthでは、体重(kg)×40mlを「1日に必要な水分量の目安」としています。
体重(kg) | 目安水分量(ml) | 表示(リットル) |
---|---|---|
40kg | 1,600ml | 約1.6L |
50kg | 2,000ml | 約2.0L |
60kg | 2,400ml | 約2.4L |
70kg | 2,800ml | 約2.8L |
80kg | 3,200ml | 約3.2L |
つまり、「2L」が合うのは体重50kgの人。
40kgの方が2L飲んだらむしろ“水分過多”になる可能性もあるし、70kg以上の方には足りないと言うことになります。ただ水分過多になっても腎臓の疾患などがなければ、不要な水分は尿や便、汗などできちんと体の外に排泄されますので、水分を摂りすぎてむくむという事は基本的にはないので安心してくださいね。
カフェイン入り飲料は“水分ではない”!?
コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料は、利尿作用があるため水分を体外に出しやすくしてしまいます。
そのため「コーヒーで水分補給してます!」はNG。
飲み物 | カフェイン量(1杯200ml) | +α必要な水分(目安) |
---|---|---|
コーヒー | 約90mg | +100〜200ml |
緑茶 | 約30mg | +50〜100ml |
ほうじ茶 | 約20mg | +30〜50ml |
紅茶 | 約50mg | +100ml |
ウーロン茶 | 約40mg | +50〜100ml |
コーラ類 | 約30mg | +100ml |
毎日コーヒーを3杯飲む人は、+400〜500ml水分を上乗せするのが目安!
逆に「食べ物から摂れる水分」は“引いてもOK”
野菜や果物は、そのほとんどが水分。無意識に水分補給ができる優れものです!
食材 | 水分含有量 | 100gあたり水分 | コップ換算量 |
---|---|---|---|
きゅうり | 約96% | 約96ml | 約半分のコップ |
トマト | 約94% | 約94ml | 中1個で約100ml |
スイカ | 約92% | 約92ml | 1切れで180ml以上 |
レタス | 約95% | 約95ml | 1皿で約150ml |
りんご | 約85% | 約85ml | 中1個で150ml |
いちご | 約91% | 約91ml | 5〜6粒で約100ml |
「サラダをよく食べる」「毎朝フルーツを取る」などの習慣がある人は、
1日300〜500mlくらいは“食べ物からの水分”として引いてOK!
あなたに合った水分量はこうして導き出す!
Step1:体重×40mlで“ベースライン”を出す
例:58kg×40=2,320ml
Step2:カフェインで+α加算
→ コーヒー2杯、緑茶1杯=+350ml
Step3:野菜・果物の水分で−カウント
→ 食事で約400ml取れていれば−400ml
→ 必要水分量=2,320+350−400=2,270ml!
このように「あなた専用の水分量」がしっかり見えてくるのです。
Re・birth流「水分の飲み方の極意」
ここが一番大事なポイント!
●朝:1日の中で一番水分が枯渇しているタイミング
→ 起きてすぐコップ1杯(できれば2杯/白湯がおすすめ)で体を起こす。
●日中:施術後・食間など、こまめに分けて飲む
→ 一気飲みはNG。30〜60分ごとに少量ずつがベスト!
●夕方以降:水分は“夜まで”にしっかり摂り切る
→ 目安は「夕食までに飲み終える」こと。もしくは就寝時間3時間前(4時間前ならより◎)までに
適正水分量を摂り終えて、寝る直前は喉を潤す程度にしておくことで朝のむくみを回避しやすくなります。
●なぜ「寝る直前のがぶ飲み」はNGなのか?
人間の体は夜になると、副交感神経が優位になります。
これはリラックス・回復モードに入る合図で、同時に
- 尿意や便意を感じにくくさせる
- 睡眠の質を守る
といった働きがあります。
しかしこのタイミングで大量の水分を飲むと…
- 夜中にトイレで起きてしまい睡眠の質が低下
- 我慢して朝を迎えれば、パンパンのむくみ
- 最悪、おもらし⋯なんてことに笑
なので「今日は一日通して全然飲めなかったから、夜まとめて飲もう」という“帳尻合わせ飲み”は、
むくみ・不眠・疲労の三重苦になるリスクも。
→ 飲めなかった日は、寝る前に喉を少し潤す程度にして、朝の水分補給からリズムを整え直すことが大切!
実際のお客様にもこんなアドバイスをしています
40代女性(58kg・デスクワーク・カフェイン多め)
- 毎日コーヒー2〜3杯、緑茶も飲む
- 野菜は苦手、果物はほとんど食べない
- むくみ・足のだるさ・慢性疲労が悩み
この方には、以下のようにアドバイス:
必要水分量=58kg×40ml+カフェイン(約500ml)=約2,800ml
そして野菜・果物からの補給がほぼゼロなので、そのまま2.8Lを水・白湯・ノンカフェインで補うよう提案
1週間後、「足が軽くなった」「化粧ノリが違う」と嬉しい変化が!
Re・birthは“水分アドバイス”も骨格矯正の一部です
当サロンでは、骨格×筋肉×リンパの総合アプローチで姿勢と巡りを整えるだけでなく、
生活習慣・内側のケアまで含めてトータルサポートを行っています。
その中でも「水の摂り方」は、美容と健康の“土台”。
あなたの体質に合わせた水分バランスを知ることが、痩せやすい・むくみにくい・疲れにくい体質作りにつながります。
最後に:あなた専用の“潤いリズム”を、今日から。
もし「なんとなく不調…」「夕方の顔や脚がむくむ」「朝起きた時からだるい」などの症状があるなら、
それは“あなたの体が求める水分量”を見直すサインかもしれません。
“2リットル神話”に振り回されず、
体重・生活習慣・飲み物・食事まで加味した、自分だけの水分習慣を一緒に作っていきましょう。
水分の摂り方を変えただけで、「毎日がラクに、美しくなる」ことを実感できるはずですよ!
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